「自分はいかに鉄道好きであるか」という考察

 写真を撮ろうとする鉄道ファン「撮り鉄」の一部が他の乗客に迷惑をかける事例が起きているということで、鉄道会社も対策に動き出したということだが、もっと早くてもよかったのではなかろうか。
 このブログを見ればわかるように僕も鉄道が好きで、鉄道関係の写真も撮るので「撮り鉄」の一形態なのかもしれないが、車両そのものにはあまり興味は無いし、あるとすれば路面電車が中心だ。高価な機材を買いそろえて、やってくる列車を待ち構えて撮るということも無い。では、自分は「○○鉄」のうち何に該当するのだろうか。少し分析をしてみた。

(1)鉄道は基本的に近距離に限る
 2月にJR.の長距離列車(特急)に乗ったが、これは冬場の道路の状況を考えてのことであり基本的に長距離の移動は飛行機か自家用車である。
 道内の移動ならばほとんどは自家用車を運転する。10時間運転しようと、途中に適宜休憩を挟むので眠気を回避して、こまめに休息を挟めばなんとかなる。さすがに冬場の厳しい路面では神経の使い方が尋常ではないので、しんどいが。
 さらに2月の移動ではもろに「電車酔い」をしてしまった。大都市近郊の電車ならば1時間は平気で何ともない。しかし数時間に及ぶと体力的にきついことがわかった。自分で車を運転する方が疲労度が少ない。
 「近いところ専門の鉄」→よって「近鉄」

(2)写真は撮るが標準ズームレンズがほとんど
 鉄道関係の写真も撮るが、望遠を使うことはほとんどない。標準ズームレンズがほとんどである。撮るにしても鉄道は風景の一部と考えているので、「撮り鉄」のような熱心さも無い。いわばスナップ写真のような気軽さで写真を撮っている。また、肖像権やプライバシーの面からこのブログでは載せないが、友達との旅行などでは人物も入れたスナップ写真をよく撮っている。
 「スナップ写真専門の鉄」→「スナ鉄」→「砂鉄」

(3)名所旧跡巡りが主だ
 旅行の目的は名所旧跡巡りが目的だったり、それに付随するイベントに行くためであり、鉄道に乗りに行くためではない。よって「乗り鉄」でも無い。(1)で挙げた理由から、せいぜい1時間乗るのが限界なので乗るための旅行にはならないのである。
 「名所旧跡をめぐる鉄」→「名鉄」

(4)神社仏閣にもよく行く
 関西ならば阪急電車で嵐山まで行って、嵐山・嵯峨野を散策してから嵐電に乗って北野白梅町へ。北野天満宮にお参りしてから、市内各地をめぐるのが僕の京都めぐりの一つのパターンだ。寺社巡りも好きなので、機会があれば巡っている。
 「神社仏閣めぐりが好きな鉄」→「神鉄」

(5)北海道以外では西日本ばかりだ
 北海道を出ればどうしても実家のある関西を中心の旅行をしてしまう。本当は関東や後述するように甲信越も巡りたいのだが、どうも実現していない。実は江ノ電に乗り、鎌倉や江ノ島のあたりを散策したいというのがここ数年の夢だ。今年じゅうにでも実現できるといいな。
 「関西限定の鉄」→  「西鉄」

(6)今行ってみたいところ
 名所旧跡・神社仏閣関係で行ってみたいところの一つに、山梨や長野がある。戦国時代では武田信玄率いる武田家の武将に興味がある。武田二十四将のそれぞれに個性があっていい。傘下の真田家の戦国末期の奮闘も、小説などで心躍らせた。
 「武田家ゆかりの旧跡をめぐりたい。」→「武田鉄」 や!

(7)路面電車が好き
 鉄道車両にあまり興味は無いのだが、例外的に路面電車にはワクワク感を覚える。函館でも函館市電に乗ってきた。広島や高知でも乗ったし、熊本でも乗った。そして、嵐電が好きだ。これは同好の士が他にも大勢いそうだから「○○鉄」というのが実際に存在しそうだ。何鉄なんだろう?

(8)地下鉄
 雨に濡れないので、いい。読書するのにも都合がいい。私鉄の地下区間(阪神梅田・三宮付近、阪急河原町付近)に入っていくとき、雨が降っていたりすると嬉しかったりする。阪神三宮の場合はそのまま、さんちか伝いでセンター街にも行けるし。

(9)読み物では『銀河鉄道の夜』と『銀河鉄道999』
 宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』は、その幻想的な世界に宇宙の果てまで旅をした気分になったものだ。北海道の満天の星空を見上げてはジョバンニとカムパネルラの旅を思う。
 また、そこから着想の一部を得た松本零士の『銀河鉄道999』は子どもの頃に親しみ、今も大好きな漫画・アニメ作品だ。アニメ版のささきいさおや映画版のゴダイゴの主題歌は今でも口ずさめる。ゴダイゴの方は、すっかりカラオケの定番にもなっている。
 星空を見上げれば鉄道を思い浮かべるのは両作品のおかげだろう。僕の中では、宇宙と鉄道は密接な関係にある。いつか、宇宙を旅行してみたいという夢はおそらく一生持ち続けるだろう。
 「宇宙鉄」というカテゴリーがあるのかどうかは知らないが、宇宙をさまよう鉄ならばすんなりと「隕鉄」というべきか。

(10)読み鉄
 これは実際にあるカテゴリーである。幼い頃から宮脇俊三の鉄道紀行に読み親しんできた。新潮文庫の宮脇作品は読破した。宮脇氏の文章は端正で過不足が無く、文章を書くときのお手本でもある。宮脇氏の旅は単独旅行が多いが、僕も大勢で移動する方ではなく、もっぱら一人だ。友達と遊びに行くにしても少数で行くことがほとんど。よって、旅の組み立ての参考にもなるのだ。
 最近では牛山隆信氏の『秘境駅』シリーズも読み物として楽しんだ。珍しい環境にある駅の様子を読むのが面白かったが、自分なら絶対に駅に宿泊することは無いだろうと思ったものだ。同氏の著作は、駅の写真の撮り方の参考としても役に立つという一面がある。

(11)地図は大好きである。
 地図をもとにした紀行文や論考を多く数多く世に送り出し続けている今尾恵介氏の大ファンである。地図を見ながら旅をするのが好きであり、また地名に関する愛着も意見を同一にすることが多い。
 今尾氏以外では堀淳一氏の著作もよく読んだ。世の中にはGPSとかカーナビゲーションシステムというものがあるが、僕の車には搭載していない。地図や地形図を読む楽しみや、想像する愉楽が無くなってしまうなんて惜しい!

(12)駅が好きだ!
 車両よりもどうも、駅そのものが好きらしい。駅だけでも結構楽しんでいる。このブログで不定期に掲載している廃駅(廃線跡)探訪シリーズや、駅舎の写真の多さがそれを物語っている。

 既存の「○○鉄」ではないかもしれないが、自分は結構鉄道が好きなんだと思った次第である。

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この記事へのコメント

2010年03月14日 19:48
>(7)路面電車が好き
>何鉄なんだろう?
路面電車の別名にチンチン電車というのがござんすよってに、『珍鉄』はいかがでしょう?
失礼しました
2010年03月14日 20:27
「珍鉄」
珍しい鉄道が好きな人にも当てはまりますね。

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