それは糸のような細い何かで繋がっている。頼りない砂州で繋がっている島と本土。凧糸ではなくてもっと細い糸で繋がっている人と凧。あるいは蜘蛛の糸で垂れ下がっている埃のようなもの。

僕は今、そういうイメージにとらわれている。少しでも糸を太くしようと、セメダインかアロンアルファかそういうもので応急処置をしようとしている。それが離れてしまうと、僕はばったりと倒れてしまうだろう。動けなくなる。だからつなぎ止めている。力の方向は僕から離れようとする一方通行であって、こっちに戻す力は今はない。現状維持が精一杯なのだ。

糸を引っ張って、「まだ大丈夫だ」という感覚が伝わってくる限り、現状は維持できる。今夜も深く深く眠ろう。明日からまた仕事だ。

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