書評家と映画解説者(評論家)

どちらもできあがった作品を鑑賞して、その評価を情報の受け手に伝える仕事である。最近、あるノンフィクションの本が出版された。書評家のA氏が大絶賛して、またそれを受けて他の書評家や作家が取り上げて文章にする。

大絶賛されて、概ね好評だったからその本の内容は玄人の目を持ってしても「良い」と評価されるものだったのだろう。しかし、その本に関する書評を読んでいくうちに、その本の落ち(あるいは結末)や、内容の山となる部分が分かってしまったのである。残念ながら書店でその本を買うことは無かった。

映画はあまり観ないのだが、やっぱり複数の映画解説者(評論家)が言うことでほとんど内容がわかってしまうものもある。やっぱり観に行かない。大スクリーンで見たい映画かどうかも読む方の目安になる。

ネタバレしていないつもりでも本や映画の核心を言ってしまっていることもあるのだ。僕も他人に何か作品を薦めるときには気をつけたい。

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この記事へのコメント

yo
2011年12月04日 12:10
ネタバレで思い出したけど、wikipedia の日本語版で、映画とかドラマとかの解説の記事をみると、よく「注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています」というような注意書きがほぼ必ずあるけど、英語版の記事でそういう注意書きを見た記憶がありません。文化の違いが wikipedia にも反映されているんかな。英語版の場合、記事を読み続けるかどうかは、当然あなた次第だ、という前提で書かれているように思います。読者もネタバレがあるかも知れないことを分かっていて wikipedia で検索して読んでいるんだから、注意書きは必要ないというのもわかります。でも日本語版はやっぱり文化を反映して、御丁寧に「ネタバレ注意」が必ず挿入されていますね。
2011年12月06日 18:28
今やGoogleなどで検索するだけで作品のあらすじがわかってしまう場合も少なくないわけですが、そこで注意喚起をするのは読者、鑑賞者そしてその作品の愛好者としての良心かもしれません。僕もネタバレの有無を書くのはその作品の発表直後しばらくの間です。また、オチを言ってしまうと興ざめでどうしようもない場合などです。

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