『大迷惑』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『夜空ノムコウ』

ユニコーン(UNICORN)のシングル、『大迷惑』(B面は『服部』。すごいカップリングだ。)が発売されたのは1989年4月29日。いまだもって根強い人気を誇るユニコーンの大人気曲である。単身赴任を言い渡された男の悲哀を描くこの歌はアラフォーの今になってなお一層身に染みる歌詞となっている。

1989年の曲だから、この歌の主人公があの時に家を建てていたならば「築22年」になるのだな、とふと考えた。もしかすると建てていないかもしれないが、22年という年月は長い。いろいろとメンテナンスしないといけないところも出て来るだろうな、と思った。

「過去から見た未来の話」といえば、僕にとっての永遠のベスト1映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)のシリーズ第2作は「1985年という現在(公開は1989年)から30年後の2015年へ行く」というものであった。2015年って、4年後やんか! もうすぐやん。当時中高生だった自分には2015年の自分なんて想像もつかなかったし、実は今でも2015年にどうしているかわからない。「何が起こるかわからないのが世の中というものである」と人生のうちの四半世紀をかけて僕が学んだことだ。

「あの頃の未来に僕らは生きているのかな」(スガシカオ『夜空ノムコウ』)と歌にあるように、僕らは今、「あの頃から見た未来」にいる。あの頃予想だにしなかった東日本大震災という未曾有の自然災害が起きた。僕自身にもいろいろあった。無邪気に笑っている小学校の卒業アルバムは海の方から山を背にしてみんなカメラの方を見ていた学級写真が載っている。「あの頃から見た未来」は必ずしもいいことばかりではなかった。むしろ9割以上が失敗や不幸せで、残りの1割未満の成功と幸せがそれをカバーしてくれている。これからもそうだろう。今、もうどうしようもない程に落ち込んでいて、これ以上這い上がれなくて、中島みゆきの『時代』のような状況であったとしても「いつか笑って話せる」かもしれないのだ。「あきらめるな」とここに自分とこのブログを読んでくれている人のために書いておく。「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けて見るまでわからない」(『フォレスト・ガンプ』)のである。「開けたら爆発するんとちゃうか?」「びっくり箱かもしれへんで」「(ドラクエの)ミミックかもしれへん」と構えているのが今の自分だ。1999年に人類は滅ばなかった。2012年も生き延びるだろう。自分はこのままいけば2015年もこの世にいて、苦悶しながらも1割未満の喜びに出会うために生きている可能性が高い。

2011年のこれまでに最も多く聴いている曲は『You'll Never Walk Alone』だと思う。この曲を深く知るようになったのは3月11日以後のことだ。この数ヶ月で何度も聴いた。誰か親しい人に会ったときにホッとする意味を教えられた。かの名曲『You Raise Me Up』にしてもそうだ。約40年のこれまでの人生で出会えた人々に感謝し、これからも感謝し続けるだろう。そして、リアルな世界で親しいみなさんへ。会っている時にはなかなか言える言葉ではないけれど、「ありがとうございます。あなたたちに出会えて幸せです。」 本当にありがとう。

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