「女性専用車両」と「快適な車内環境」について

いつの間にか日本の鉄道では「女性専用車両」というのが当たり前のように存在するようになった。発車のアナウンスがあって、閉まろうとするドアから入ったら女性専用車両だったという気まずい思い出もある。目的が「痴漢防止」ならば仕方がない。ならば「痴漢冤罪防止」のための車両もあっていい気がする。あと、「女性」というのは自分の認識によるもので、生物学的には男性でも精神的には女性の人はやっぱり乗ってもいいのだろうか、と考える。

そういう車両が時間を区切って設定される鉄道もある。車掌がアナウンスする。
「17時から、先頭から5両目の車両は女性専用車両となります。快適な車内環境づくりにご協力ください」と。

「快適な車内環境」とは具体的には「前から5両目から男がいなくなること」なのだろうけど、それは前から5両目に乗る女性にとってそうであっても、前から5両目から退散せざるを得ない我々男にとってそれは「快適な車内環境」なのだろうか? せっかく座席に座っていたのに、その席を放棄して他の車両に移らざるを得ないのは決して「快適」ではないだろう。かといって「男性専用車両」が快適とも思えない。これは国や文化によっては「女性差別」と捉えられかねないのではなかろうか。「女は前から5両目に入っておればいい!」というような。

そもそも性別問わず「快適な車内環境」とは何なのかと、考え込んでしまう。各駅停車の電車でみんながみんな「快適な車内」というのはあり得ないかも知れない。僕は少なくとも、全面的に禁煙がなされている公共交通機関は快適である。以前はタバコ臭い車内でも我慢しなければならなかったからだ。タバコ嫌いには嬉しいことだ。

「快適な車内環境」とは、とにかく難しい。

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この記事へのコメント

通りすがり
2011年04月05日 21:46
何をもって快適と感じるかは、人それぞれの主観であり価値観だな。正解は存在しないよ。

ただ男として生まれ育った俺は、「男を排除した車内環境が快適だ」と感じる価値観の持ち主たちのためにそこを快適にしてあげたいとは思えない価値観の持ち主だよ。

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