評論家を評論してみる

日曜の朝といえば、政治家や政治評論家が意見を交わすTV番組がある。僕は見ないのだが、ちょっと気になったことがある。この「評論家」という肩書きである。世の中にはいろいろな職業があるが、世の中の様々な事象について評論する評論家がいる。「政治評論家」「経済評論家」「文藝評論家」。その分野に精通していて、政治家なり、経済界の大物なり、作家なりと対等に意見を交わせるような、「知識や事情に通じていて、なんかよくわからないけどすごそうな人」というイメージがある。ただ、政治家なり経済界なり、作家なり、その分野で実際に活躍するというイメージは無い

ところが似たような肩書きが他にもある。「ジャーナリスト」である。こちらは「独自に取材してきましたよ」というスタンスがあり、「○○ジャーナリスト」ならば、その分野について専門的に調べてきたので報告する、というスタイルがある。「医療ジャーナリスト」「フードジャーナリスト」などを見たことがある。

次に「ライター」。これはお気楽である。その分野について何か文章にすれば「ライター」なのである。毒舌や、うがった視点、斜めから見るような観点など、「何か独自のもの」を出さないと生き残れないので、まともに読めるものはそう多く無い。玉石混淆(玉10%、石90%ぐらい)である。文章力についてもまともな修業の跡が見られない場合、人気ブロガーにも劣る。それを見抜けない編集者も編集者だが。「ライター」の場合、自称することが容易である。自称「芸能ライター」でも、自分がそうだと主張すればいいのだ。
「作家」ともなると、称するには少なくとも単行本の自著を持つことが最低限の条件になろうが、「ライター」はその必要が無い。実にお気楽である。

ちょっと変わったところではスポーツの「解説者」がいる。本当に「解説」してくれる人もいれば「元○○選手」だけの存在で、特に「解説」しないで自由気ままに喋る人もいる。これまた玉石混淆なのだ。もう一度現場に立ち、ユニフォームを着たいという人の解説は緻密で、面白い。しかし、なかばタレント化している人の「解説」はどちらかというと「話芸」「スポーツ漫談」に近くなっている。

日本にはいろいろな職業があるものである。

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