高校の同窓会があった。(on December 26, 2009)

 先日、高校の同窓会があった。来春で卒業20年になる記念との、発起人の言葉である。20年とは重い。生まれてから高校を卒業するまでの年月を、それからの年月がをもうとっくに超えてしまったのだ。これからはそれがどんどん拡大していくことになる。僕にとって高校時代は楽しくて仕方がない時期だった。しかし、人付き合いも立ち回りも何もかもへたくそだった僕は、本ばかり読んでいたように思う。高校時代の歳月を100%とすると、勉強(30%)、読書(40%)、部活動(写真部)(10%)。残りの20%の時間はひたすらぼんやりとしていたのだ。

 僕たちのクラスだけ3年間クラス替えが無かった。3年間過ごした仲間たちというのはまた絆が強いもので、ちょっとやそっとでは崩れないものなのだ。ここ数年、何度かクラス会をしているので同じクラスのみんなとは「やぁ、1年ぶり!」という感じだったのだが、他のクラスの友人とは20年ぶりか、ここ最近手紙やメールで交友が復活した旧友でさえ20年近く会っていなかった。そういう旧友たちが僕に言った言葉は異口同音であった。「大きくなったね」と。高校入学時は身長が160cmそこそこしかなかった。中学時代は学年で1番目か2番目に背の低い男子生徒だった。高2でようやく164cmぐらい。このあたりから伸び始めた。高3での数値は覚えていなかったが、大学入学直後の健康診断では173cmだったと思う。そして176.5cmぐらいで止まったのが25歳ぐらいの時だった。垂直方向の成長が止まったら、平行方向への成長が始まった。体積の増加も悩ましいところである。体積は不惑に向けて、惑わないで済むように減らしていきたいと真摯に立ち向かう所存である。次に会うときは「縮んだ? しぼんだ?」と言われるようにしたいものだ。

 肝心なのは中身だ。1971年生まれ。もうとっくに落ち着いていなければならないはずなのに一向に落ち着かない。不惑間近どころかますます人生に迷いが生じている。人生は短い。2次会の最後に発起人代表のO君が言った。「次は12年後に会いましょう」と。12年後? 一瞬会場にクエスチョンマークが飛び交ったのが見えた気がする。数秒の間を置いて答えが降ってきた。「38+12=50」である。12年後、僕らは50歳になっている。12年前にはまだ弱冠20+6歳だったのに、である。愕然とした。人生は短い。現在の平均寿命と比べても、もう半分を過ぎようとしている。こんなんでええんか、俺! ああ人生は五里霧中、暗中模索、試行錯誤、日進月歩、国士無双、三色同順、文明開化、新装開店・・・。

 人生において達成したい目標もある。それに向かってぼちぼち歩んで行こう。方向性は間違っていない。       ・・・はずだ。羅針盤も方位磁石もGPSも無い人生だけど、とりあえず凪いだ人生であっても前に進んでいきたい。

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この記事へのコメント

okano
2009年12月29日 14:41
同窓会ではお世話になりました.20年もたつと随分変わっていたのでビックリしました.一方,私は年齢と共にダメダメ度が・・・(笑.人生を成功だけで生きるのは難しいものですね.
私の高校生活も地学部での天体観測に夢中になりつつ,同時に今後の物理学を極めていく一大転機となった時代でした.

クラシックはバロック~古典派を中心に聴いていますが,モーツァルトならマリナー/ホグウッド指揮・交響曲全集,J. S. Bachの息子 Johann Christian Bachによる一連の短調系曲(交響曲変ホ長調Op.9, No.2,ピアノ協奏曲変ホ長調Op.7, No.5,ピアノソナタハ短調Op.5, No.6,同ハ短調Op.17, No.2など)はお勧めでしょう.

では良いお年を.
2009年12月29日 18:24
okano君、コメント有り難うございます。

人生いろいろですけど、星の一生に比べれば瞬く間の命です。まだまだやりたいことだらけです。

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